Fisherman

地上より永遠にのFishermanのレビュー・感想・評価

地上より永遠に(1953年製作の映画)
4.1
118分の中にいろんな要素の詰まったアカデミー8冠の一本。
真珠湾攻撃前の2組のカップルの物語ではあるものの、男女4人にそれぞれの過去や思惑がある上、兵士であること、絶対的な軍の階級、友情と敵対など、主役だけに偏ることなく、幅広く感情移入できる魅力的な登場人物。
12月8日の朝を挟んでドラマチックだし、緩急も凄い。

プルーイット二等兵もウォーデン曹長も兵士である誇りを持っていたし、マジオは最後までつっぱり通した男だった。
プルーイットのトランペットは胸熱。😢

男達が兵士であることに負けた女達の愛、傷心の2人、ラストシーンも絵になる。
デボラ・カーの美しさもボーグナインやシナトラの存在感も、、、
新聞に「JAPS ADVANCE IN CHINA」と一面に。
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