地上より永遠にの作品情報・感想・評価・動画配信

「地上より永遠に」に投稿された感想・評価

さく

さくの感想・評価

4.3
執拗ないじめ、めげない主人公。
2組のカップル、友情。
さまざまな思いが交差している映画。

Kiss on the Beach作品の代表格。
2020.11.26
自宅TVにて鑑賞

太平洋戦争間近のハワイ。陸軍の名ボクサーである反骨の主人公は、軍の不条理な命令に従わないことで嫌がらせを受け、自分に同調し反抗した親友も殺されるも、開戦した陸軍のために戻ろうとする途中で味方に誤射され死ぬ。

アカデミー賞8部門受賞。

モンゴメリークリフト。ドナリード。キャラ立ちも相まって、主役の男女が本当に綺麗にみえる。
男はどれだけしごかれようが、自分としての正義、信条を貫き続ける。両親に先立たれ友もいない状態で入った軍隊。彼の行動は軍にとって何がベストなのかを第一に考えているという意味で常に一貫しており、腐敗した上司には従わず、度を過ぎた上司は殺すことすらためらわないという意味では、彼こそ最高の兵士なのかもしれない。
女は主人公を好いているホステスで良い恋仲なのに、結婚の話になると突然「私は真っ当な人間と結婚し真っ当な人間となりたい」と素顔を見せる。
ラスト、女は、親友を嬲った上司と刺し違え傷を負ったまま軍隊に戻ろうとする主人公を引き留め、「あなたと結婚する」と顔をぐちゃぐちゃにして言う。しかし主人公は、泣き叫ぶ彼女を部屋に残して、明かりを消して出ていく。これが二人の今生の別れ。壮絶。

総じて、「兵士とはかくあるべき」という映画だと感じた。平時である今評価されないのは仕方ないが、当時の人々が大熱狂したのは何となくわかる。

大量のエキストラで撮られた、マーチング、日本軍の機銃掃射から逃げ回るシーンは見事。

ポスターにもなっている、サブプロットで展開されるバート・ランカスターとデボラカーの純愛不倫の話は、どういう意図で走らせているのか正直分からず。
にしても、良い映画でした。
だい

だいの感想・評価

3.4
説明書によれば基地にまつわる愛憎ドラマみたいな話だったので、
正直あまり期待しないで観たわけだけども。

うわ!!
普通に面白いやんけ!!!!!

前半(というか7割くらい)の、
ボクシングへの参加を巡る不当な扱いや、
ウォーデンの不倫愛と任官への逡巡、
プルーとロリーンの愛の行方、
といったまったりしたありがちドラマからの~、

アンジェロの敵討ち!
さらに、
突如日本軍の襲撃!!

後半3割で一気に畳みかけすぎ!!!


序破急というけれど。
急すぎるくらいの展開!!!

そして何より。
基地側から見た空爆のド迫力!!!!

今まで見た映画の戦争シーンの中で一番の迫力。
よく撮ったなこれ。


で。
最初から戦闘ありきじゃなくて、
いい奴も悪い奴もいて、
それはそれなりに部隊の人間関係がいろいろあって、
それを一気に無にするくらいの戦争の理不尽さ!!

いろいろ悩んでる人も、
好きな人も嫌いな人も、
こうなったらもうそんなこと言ってる場合じゃないのな。


ホントね、
めっちゃ練られてると思うわ。

もうこの構成が秀逸すぎて、
正直途中のストーリーどうでもいいw

っていうか、
プルーとアンジェロとロリーン以外、
顔の見分けが全然つかねぇw
軍服だけじゃなく、私服もみんな同じようなアロハ着てるし…

っていうか、
ロリーン役のひと、
素晴らしき哉、人生!の奥さん役なのな。
顔で見分けつかないくせにめっちゃ好きだなと思ったから、
たぶん生理的に好みなんだな。


かの名作・ローマの休日(観てないけど)を抑えて、
アカデミー賞8部門受賞ってだけあって、
観る価値は充分すぎるくらい充分だったわ。
想定外の名作うれしい。
myco

mycoの感想・評価

-
1953年第26回のアカデミー賞作品賞!
バートランカスターが出てると知らずファンとしては嬉しい!!!
いい体ですなぁ♡

地上より永遠に(ここよりとわに)と読む。調べなかったら一生そのまま読んでましたな。

真珠湾攻撃の直前が舞台で、軍隊内のいじめを描いたフレッドジンネマン監督作品。
この監督はこの後もアカデミー賞取って〼。
この作品がすごく良かったのでそれも楽しみ。
anpon

anponの感想・評価

4.0
真珠湾攻撃直前、ハワイの陸軍パワハラ物語。
戦争映画と言うよりもほぼ人間ドラマ。
腐った組織でも任務に忠実なあたり、社畜の悲哀を感じさせる。
有名なランカスターとカーの海辺キャッキャウフフもあんまり幸せな気分になれない、ほんのりダウナー系名作。
HAY

HAYの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争で死ぬのではなく
同胞に殺される者たち
孤独な彼らは愛を語る
誰が幸せになれたのか
マスン

マスンの感想・評価

3.7
第26回アカデミー作品賞。モノクロ。
真珠湾を舞台に、米陸軍内部の荒廃を見せる。
バート・ランカスター、モンゴメリー・クリフトが好演。そしてフランク・シナトラも出演。軍内部での虐待を明らかにさせ、部下を守ることもなかった上官が制裁を受ける。

バート・ランカスターとデボラ・カーの許されないロマンスは素敵だった。
海辺で水着になって戯れるシーンは最高。

モンゴメリー・クリフトがラッパの名手、ボクシングの名手、どんな虐待にも耐えていた彼は親友の死を許さなかった。
切ないシーンも多かった。
ラスト真珠湾攻撃、日本軍の飛行機が映る
あらすじ的に戦争映画かボクシング映画かなって思ってたら軍の内部事情と恋愛映画だった。
最後の最後で真珠湾攻撃がったけど。

当時、「ローマの休日」や「シェーン」などを抑えてアカデミー作品賞を含む8部門を獲得したらしい。
Sou

Souの感想・評価

3.9
なんと言ってもキャストが凄いですね。
モンゴメリークリフトはジェームスディーンに負けないくらいルックスが整っています。
kumi

kumiの感想・評価

3.2
現在も続いているかもしれない
軍隊の規律の理不尽な厳しさは
どこの国でも虐めと変わらない残酷さがある。

親友をボクシングでのアクシデントで
失明させてしまった失意のラッパ吹きの兵士。
彼をなんとかボクシングに復帰させ、
中隊の優勝にこぎつけたい中隊長。

ハワイ駐屯での恋愛も絡めているが
突如日本軍に攻め入れられ戦うことになった
兵士たちと結局兵士に殺されたプルーイットの不条理さよ
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