Ayaka16

極道めしのAyaka16のレビュー・感想・評価

極道めし(2011年製作の映画)
3.5
18年22本目。
良かった。過去人生で一番美味いと思っためしについて語り他者の喉をより多く鳴らせば正月のおせち料理から一品ずつ拝借出来るという囚人達のトークバトル。最初は不参加で無愛想だったチンピラ主人公にも大事なめし、人がおり語ることで心を開いていく。どれも庶民的なめしだが美味しそう。
ただ、グルメ映画なのに下ネタも多かったので人を選ぶ可能性があるかも


この映画の素晴らしいシーンを語ります。チンピラ主人公は幼い頃施設で一緒だった中華屋でラーメンを作る可憐な乙女と恋に落ちるのですが、その乙女がバイト後夜道をひとりで歩いていたら黒い車がゆっくり近付きます。ビビって小走りしたら全身黒のガタイ良い男に無理矢理車に押し込められてしまいます
やめて!はなして!と全力で抵抗するとそれは暴漢ではなくチンピラ彼氏で、押し倒した状態のまま「夜道をひとりで歩くと危ないぜお嬢さん」と言うと、月の明かりで顔が照らされ彼氏と理解した彼女の強ばった顔も溶けていき、ふたりはキスしました。以上です
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