この人を高校くらいに立体系の雑誌で見て覚えてました。アマプラで見つけておっ、となり視聴。
アトリエで、シーーーーーンて色んなことを考えてる様子のあと「作るしかないんだ..」て製作再開するところとか、学問でも趣味でも製作をしてて、それが実生活を少しでも侵食してる人にとっては妙にリアルな感覚だと思う。彼ほど深刻ではないにしても共感できるのでは。見せるために作られた、商業的でまさに見世物のアートのドキュメントはすでに見飽きたけど、この人のは良い意味で生活感があって生々しい息遣いを感じる。そんな製作事情のさらに裏側にあるものを見れた気がしてよかった。一個ずつ自分のなりたいように変化を重ねてゆっくり変貌していく様も、切実な願望が正直で嫌みがないな。
