「お前らは何も考えずに只働いていればいいんだ!」というホッパーの台詞、あぁこの映画もそういう作品なのね、と。
一番最初に人間が労働に搾取されるもの、それは時間ではなく、思考すること。そしてそれは人間にとって一番尊いもの(この映画は虫だが)。
こんな事しか考えられないようなつまらん大人になるなんて、御池台のアパートのブラウン管テレビでバグズライフのVHSを擦り切れるぐらい観てたあの頃のわたしは思ってなかっただろうなぁ。
しかし黎明期のCGというのもあり、絶妙に虫たちが気持ち悪いんだけど…。やっぱり子どもって気持ち悪いもの好きだよね。ダンゴムシめっちゃ集めてたわあの頃…。