シルク

第三の男のシルクのレビュー・感想・評価

第三の男(1949年製作の映画)
4.0
オーソン・ウェルズ!私が知ってる顔は髭の人、ウイスキーのコマーシャル、そしてこの《第3の男》
そしてこの《第3の男》と、言えばあの名曲♪
エビスビールのテーマソングになっている。

何の知識もなく観たが、まさかのサスペンスとは!
戦争映画だと思ってました(・・;)
舞台は、戦後のウイーン。

皆さんが言われてるように、美しい光と陰、モノクロでの魅力が最大限に引き出されていた。

ジョセフ・コットンは、教科書通りの良い男。
出だし。
アメリカから親友を訪ねて来たが、近所の住民から《彼なら10分前に出たよ、棺で!》

調べてみると不自然な交通事故死。
事故の際、二人の知人と、のちにもう一人見かけたと言う目撃者からの証言の第3の男!
この第3の男を捜して行くうちに…の、ストーリー。

夜の暗闇の陰でライトに照らされ、写し出た顔!
あ!この人か!若き日のオーソン・ウェルズ!怪優とも呼ばれる彼の眼はいたずらっ子のように微笑む。
オーラと可愛いらしさ⁈を感じた^ ^

そして、名シーンごとに流れるあの名曲!
何とも味がある!もう、ビールも恵比寿駅も出てこなかった^ ^

後半の地下水道でのシーンには、逃げて⁈と応援したくなった。

そして、あまりにも有名なラストシーン!
このシーンだけは知っていた!^ ^
絵になるシーンですね〜

彼の監督作品も観たくなりました。
《市民ケーン》
監督、脚本、主演
これも題名だけは知っていました^ ^
シルク

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