第三の男の作品情報・感想・評価・動画配信

「第三の男」に投稿された感想・評価

久しぶりに試聴。
どの場面を切り取ってもポスターになるような映像作りが素晴らしい。
やはりこのような古典名作は見ておかなければ現代の映画は語れないか
エビスビールのCM曲として名の知られる今作のテーマ曲。
全くそのこと知らずに観てびっくり。

「スティング」のような粋な映画に見せかけて、割と内容は重いっていうw

ストーリーにはちょっと引っかかる部分もあり、前半までは少し冗長気味なのですが、中盤からガラッと話が変わっていくあたりからが面白く、ラストシーンはなんとも言えない哀愁が漂います。

一見の価値ありです。
下水道でのチェイス、ラストの並木道での長回しなど名シーンの数々。
モノクロならではの光と影、有名なテーマ曲。
名作が名作である理由があるんだなあ。
でもカラーになったらどうなっちゃうんだろ?
方眼

方眼の感想・評価

4.1
二次大戦後のウィーン。チターのメロディはこれだけしつこいとさすがに耳に残る。地下水のシーンはすごい。前半は結構だれたけど、オーソン・ウェルズが出てきてからは目が離せなくなる。

このレビューはネタバレを含みます

"第三の男"の正体は?
ウィーンの街の光と影がよく描かれていたが現地の人は怒りそう笑。
友人の死の真相を知りたい小説家のホリーと謎の死を遂げたハリー・ライム、ハリーに心底惚れてるアンナ、事件の裏に潜む真実を捜査するキャロウェイ少佐、その部下で主人公の小説のファンのペインなど魅力的な登場人物ばかりだ。
なんといっても痺れるのがオーソン・ウェルズ演じるハリーの初登場シーン!『見つかっちまった!』みたいな笑みを浮かべてるとこがポイント!そしてその後のクズ人間ぶり笑アンナが不憫でしょうがない!
最後の下水道のシーンはサスペンスらしい緊迫感溢れるシーンの連続!ペイン軍曹が撃たれるちゃうのが悲し過ぎた。
緊迫してるシーンでも容赦なくエビスビールのテーマが流れるのが重いこの作品を最後まで楽しめる魔法だと思った。
asachan

asachanの感想・評価

3.8
嘘つきおじさんホリーとピュアおじさんハリーとメンヘラおばさんのお話。劇中で同じ音楽が何回か流れるけどシーンによって印象が変わったりするの凄いなと思った。面白かった~~~!
缶々

缶々の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます


光と影の芸術

カラーでは出し難い2色の深み。白黒映画だからこそ表現出来た演出が随所に見られる。特に闇に照らされるハリーの顔や地下水道のシーンは見もの。

カメラは定点であることが逆に新鮮に感じられ面白い。ラストシーンは、この場面があるだけで今作を観て良かったと思える程のロングショットになっている。

後は分割統治下のウィーンというロケーションが良い。作中でも戦争の名残がウィーンにもハリーにも見られる。

もちろん1番好きなのは主人公ホリーのポンコツ具合。ラストまでほとんど何もしてない。何かしているように見えて本当に何もしていない。ただただ悪酔いしたり、周りを巻き込んでいる。それがとても良い。ブレイドランナーのハリソン・フォードのようで好き。講演会のシーンは特にお気に入り。
せっ

せっの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

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エビス🍺.
親友に呼ばれてウィーンにやってきたハリーが会う前に交通事故で死亡。事件の真相を暴こうと、その現場を目撃していた「第三の男」を探す話。
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名作サスペンスということで、私は結構怖い感じだと思っていたんですが、今ではエビスビールで知られてる音楽が流れるなか割と緩い雰囲気で話が進む。
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やっぱり古典の映画って当時革命的でそこから今の流れに繋がっていくっていう出発点なので、色んなエンタメが溢れる現代の私たちが見ても正直そこまでなところもある。特に、「第三の男」のツメの甘さが気になって気になって。
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自分の正体バレてないって自信満々にハリーに話してるけど、もうその前にハリーは警察と行動共にしちゃってるから色々バレてるし。囮に引っかからなさそうに見えてちゃんと引っかかってたり。凶悪なシリアルキラーを見てきてる今の人間としてはなんとも間抜けに見えた。
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あとはやっぱりテーマ曲がもうエビスのイメージでしかなくなっちゃってるから、あの曲が流れる度に鼻歌歌ってビール持ってる幻影が頭の中に出てきて全く緊張感が保てない(笑).
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でも戦後のウィーンはアメリカソ連イギリスとか色んな国の人がいたから、意味のわからない言語をずーっと話してる人の不気味さ、言葉がわからないことへの恐怖がよく出てたと思うし、やっぱり「第三の男」が正体を表すところのうつし方は今見てもすごい。
2回目。あんまり面白くなかった。良く分からん。何で死を偽装して主人公を呼んだの?
コアラ

コアラの感想・評価

3.7
余りにも有名なテーマソング、「イタリアは戦争中にルネサンスを生み、スイスは平和の中で鳩時計しか生まなかった」というハリーの名言、ラストの美しい男女のシーンが印象的。ストーリー自体は現代からみるとやや古典的。
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