“両親との絆”に焦点を絞り、登場人物にインタビューして画面の前で語らせるといった手法がユニーク。
落ちこぼれで両親の関心が薄かった少年時代や、政治家だった父親との関係や彼の早すぎる死、そして嘘のような従軍記者時代の冒険譚。人間チャーチルについて全く知らなかったので、その政治家になるまでの波瀾に満ちた半生を大変に興味深く味わうことができた。
１５年前の父親の無念を晴らす為に、政治家となって国会に乗り込むチャーチル。浪花節な展開にハートが熱くなります。病の為に次第に異常をきたしていく父親を、ロバート・ショウが巧みに演じている。
