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アンクル・ジョー
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『アンクル・ジョー』に投稿された感想・評価

日本ではみる手段がないレア映画だが、海外では普通にDVDが出ている。バート・ヤングで甲斐性なし男の奮起を描くということは、本作が『ロッキー』の大成功の延長線上にあることは言うまでもない。
最愛の妻子の死によるショックから自暴自棄となり、荒んだ生活によって奈落の底に転落したトランペット奏者と、家族に捨てられ孤児となった少年の心の触れ合いを描いている。
主人公は、トランペットに象徴される過去を引きずりながらも、愛を失った子供のために、過去のステージよりも現代の、そして彼自身の心の中にあるステージにのぼることを夢にみて、それを現実のものとしてしまう。落ちぶれた男がなけなしの根性を振り絞って頑張る姿は、鮮烈に心に突き刺さる。
『ロッキー』で演技派と認められたバート・ヤングが、それよりもさらにしょぼくれた役を好演。子供に教えを授け導こうともするし、逆に子供から諭されもする様子は、スタローンと演じた落ちぶれたもの同士の関係と重なってみえてしまう。
ステージにあがるということは、子供を立派に人成らせる手助けをすることと同時に、自らの実力で現在の苦境から脱してゆく意地の現れであり、これがかつて持っていた魂に火をつけていく。自分が今いる苦しいドン底の生活から這い出すための闘争心を、ロッキーの場合は感情的なスポーツの世界に求めたが、本作は理性によってコントロールされるショーの世界にこそ、物語の描くべき解放が用意されているのだ。
ささやかな作品だが、脚本も兼ねた名バイプレイヤーの勇姿がおさめられた貴重な一本。日本版がないのがちょっと勿体無い良作だ。うろ覚え状態なので、さっさとTSUTAYAあたりで発掘良品として円盤を出してくれるとありがたいのだが…。権利関係が複雑なんだろうか?