1945年に死んだはずのイタリアの独裁者ムッソリーニが、現代のローマに甦った。売れない映像作家は、彼を利用してドキュメンタリー映画を撮ろうと思い立つのだが…。
イタリア映画お得意のパクってローカライズ>>続きを読む
ゾンビが蔓延した近未来の世界を舞台に、生き残った人々の壮絶な戦いを描いたオーストラリア製アクションホラー。邦題のとおり、『マッドマックス』な終末世界にゾンビ要素を足したような作品。
変な邦題なので舐め>>続きを読む
タイムスリップと恋愛もののあわせ技だが、現代人がとあるきっかけで違う世界に迷い込み、そこで新しい人生を追体験するという意味では、異世界転生に近い。
しかし、せっかくの異世界転生だというのに、時は太平洋>>続きを読む
題材はシベリア抑留。捕虜となり過酷な労働を強いられることとなった二宮和也が、仲間と共に生きぬいて日本に帰ろうとするおはなし。「戦争は、よくない」と山下閣下の朴訥な声が聞こえてきそう。
戦争映画は、今へ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エイリアンの生態を、またいちいちイチから説明し直されるんだったらダルいなぁと思ってたら、胴体だけのアンドロイド先生が、この驚異の生命体についてわかっていることを、若者たちに口頭で全部説明してくれる!一>>続きを読む
わりと評判を呼んだ清水崇映画。
おじさんはメンディーしか覚えられない名前ネタは、ベタだし、くどいけど笑える。実際、メンディーがやられるところがいちばん怖かった。彼は表情も声もいいですね。ハーフ顔でガタ>>続きを読む
ミュージックビデオの制作に情熱を注ぐ男子高校生と、音楽の道を諦めた女性教師の出会いを軸に、「モノづくり」の楽しさや苦しみを瑞々しく描いたオリジナル長編アニメーション。製作したのは、ヨルシカのMVを作っ>>続きを読む
見えている部分を使って、見えていない部分を想像させるスタンスの作品。当事者が実際に目にしていないものは描かないんだという意識がある。が、おっさんは収容所の所長なんだから、ソイツまで虐殺を目にしてないっ>>続きを読む
アメリカ国内での白人黒人の人種によるステレオタイプを逆手にとった系のコメディー。抽象化されてないそのまんま。この海の向こうのあるあるネタは、アメリカという多民族国家の文化圏を出てしまったらウケ弱くなっ>>続きを読む
核戦争によって壊滅的なダメージを受けた地球には、メガシティと呼ばれる人口過密都市が残された。しかし、治安は最悪。ジャッジと呼ばれる警察組織は、市民に対してより強力な武力を行使するにいたる。スタローン主>>続きを読む
「全力でないものは死すべし!」
血管をめぐる島本和彦のバイブス。男はギザギザつきの吹き出しで喋るのだ!僕の深層意識のど真ん中には、三島由紀夫、梶原一騎、アントニオ猪木ら、昭和の遺物たちが鎮座している>>続きを読む
生活が困窮している若い画家が、電動ドリルを使用した連続殺人事件を引き起こす。マンハッタンのど真ん中での猟奇殺人を描いている作品。
劇伴が、ずっとおなじギターリフの繰り返しですぐに耳が飽きてくるけれど、>>続きを読む
コンピュータの世界に迷い込んだレブロン・ジェームズが、ルーニーテューンズのキャラクターたちとチームを組んでバスケの試合をすることになる!
寄せ集めチームが頑張るおはなしに弱い。ルーニーテューンズなんか>>続きを読む
セピア色のマイアミ。響くエンジン音。こぼれるポテト。罵声。お色気。クルマを奪おうとしてきたチンピラをぶん殴る。マイケル・ベイの濃密な速さが炸裂。
オープニングもお気に入り。洋楽のジャケ写が動いてるみた>>続きを読む
テラフォーマーズが連載復活していたようなので、二度と見ることはないはずだった劇場版をみた。
バカみてえに宇宙でゴキブリ怪人を倒してるだけでよかったのに、人間同士で変な内ゲバがはじまって政治が絡んできて>>続きを読む
巨大竜巻と共にビーチに襲来した人喰いザメの大群が巻きおこす恐怖を描いたモンスターパニック。
開幕、都合よくサメだけ巻き上げる竜巻。やばばっ!サメの大群と竜巻の合わせ技で、ロサンゼルスの街が地獄と化す>>続きを読む
あんまハマんなかったシーザーの完結編。
この時期に、ウディ・ハレルソンのヴィジュアルがめっちゃいいことに気付き、食わず嫌いを克服できたのは、よかった。そんな思い出。
『スリー・ビルボード』『ハン・ソロ>>続きを読む
煙に覆われ空を見上げることを禁じられた「えんとつ町」に暮らす少年ルビッチは、煙の向こうに「星」があると信じていた。彼はゴミから生まれたゴミ人間プペルと出会い、やがて一緒に星を見つけに行こうと決意する。>>続きを読む
深夜のロサンゼルス、若者たちが大金を賭けたストリート・カー・レースに熱狂していた。仲間から一目置かれる天才ドライバー・ドミニクは、一夜にして大金を稼ぎ出す。そんな折、彼のもとにブライアンという新顔がや>>続きを読む
ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンは、『ローガン』で有終の美を飾ったのに、カメオ出演し過ぎる。終わる終わる詐欺をし続けて、有り難みがなくなった。
でも、「ジャックマンはウルヴァリンをやめへんで!」と5>>続きを読む
お馴染み「のど自慢」を題材としたコメディ。
日曜昼の国民的番組「のど自慢」が群馬県は桐生市にやって来た。地元に帰ってきた売れない演歌歌手や、家庭に不和のある女子高生、人生の立ち行かないお父さんなど、さ>>続きを読む
阿部寛が演じる男は、探偵事務所に勤めている自称作家のうだつの上がらない中年。15年前に新人賞を受賞したものの、その後は鳴かず飛ばず。妻に愛想を尽かされ、一人息子を連れて家を出て行かれてしまった。
元夫>>続きを読む
第二次大戦中のベルリン、権力欲に取りつかれたナチス親衛隊の将校が、軍人や重要人物が集まる高級娼館に大量の女スパイを送り込む諜報計画を実行に移す。やがて、利用されていたと知った女主人と、恋人を殺された娼>>続きを読む
令和の吹かしたビジネスパーソン御用達。この世には勝ち組か負け組しかいておまへん、世の中ゼニやでと、浪花商人マインドを強烈に刷り込んでくるジョーダン・ベルフォート伝説を、レオ様が演じる痛快作。
実在した>>続きを読む
ハリセンボン春菜の「○○じゃねーよ」芸のほうで有名になりすぎて、日本ではアメリカのおもしろオジサンなんでしょ程度のイメージが一般化しちゃってるけど、大きなまちがい。
本人に「なんの映画とってるんですか>>続きを読む
『バッドボーイズ』の新作を観て、そうだウィル・スミスって時代を代表するヒーローだったよなーと、金曜ロードショーで彼の背中をみながら育った幼少期を思い出した。
ホントに、いい映画ですね。つか、こんなにい>>続きを読む
走馬灯にノイズが走った。
残念ながら、魂ってやつは不滅らしい。死んだら俗世のあれこれはチャラにして、サラサラと灰のかたまりが風に流されるように消えていきたかったのに、脳みそが鉄の鎧に覆われながらこの世>>続きを読む
ひさしぶりにGEOに足を運んだら、新作のところで思わず手に取ってしまった。
ジャケットのアートワークが素晴らしい。VHSレンタル時代に、いかがわしいジャンルの棚に並べられていそうなシンプルさ。20年以>>続きを読む
とある事件に関わった刑事が、相次いで射殺されるというショッキングな事件が発生。佐藤刑事が襲撃された際に居合わせた蘭が、暗闇のなかでライトに照らされた犯人の顔を見てしまったショックで記憶喪失に!新犯人の>>続きを読む
コナンら少年探偵団が、富士山が一望できる西多摩市のツインタワービル・スイートルームに訪れた。怪しげな面々の集まったビルで殺人事件が発生。傍らには、ふたつに割られた猪口が残されていた。一方、灰原の怪しい>>続きを読む
歴史の中に隠れていた遊郭拷問の実態がいま映し出される。外部に漏れることのなかった独特な遊郭諸制度の私刑拷問は残虐を極める!今宵も廓の土蔵に女の叫びが闇を裂く!石原良純主演のエロティック時代劇第二章。>>続きを読む
オンナの尊厳破壊三連発。
江戸を舞台に、重罪でお縄になった女性たちの運命と葛藤、当時実際にあったという牢屋敷内の拷問を再現し、女囚たちを見つめる同心の視点から描くエロチック時代劇。
石原良純の坊っちゃ>>続きを読む
ゾンビものって、最初はめっちゃ面白い。この映画も、彼女と同棲してる部屋のくだりとか、仕事場で襲われるところとか、ついに町で大量に出てくるところとか、日常が破壊されていくダイナミックさのある前半は、めち>>続きを読む
不良仲間とつるんで無為な日々を送る若者。海運業を営む両親は、切実な後継者問題に頭を悩ませつつも、不良息子を見限っていた。その場しのぎの人生を送ってきた青年は、ある事件が起こったのを契機として、周囲と向>>続きを読む
まず、新しい価値観を示している作品だということを強く言っておきたい。『サピエンス全史』以後のパラダイムにおいて作られた新バージョンの猿惑だということを強く意識させる。
なぜ人類は他種族を淘汰し勝ってき>>続きを読む
よくわからない。だけど、いいものらしい。
時たま、なんでも鑑定団に出てくる謎の依頼品のようなわからなさ。皿とか湯呑みのような用途のわかる陶芸品ではなくて、謎のかたちをしたオブジェみたいなやつ。どうやら>>続きを読む