垂直落下式サミングさんの映画レビュー・感想・評価

垂直落下式サミング

垂直落下式サミング

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のど自慢(1999年製作の映画)

5.0

お馴染み「のど自慢」を題材としたコメディ。
日曜昼の国民的番組「のど自慢」が群馬県は桐生市にやって来た。地元に帰ってきた売れない演歌歌手や、家庭に不和のある女子高生、人生の立ち行かないお父さんなど、さ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

5.0

阿部寛が演じる男は、探偵事務所に勤めている自称作家のうだつの上がらない中年。15年前に新人賞を受賞したものの、その後は鳴かず飛ばず。妻に愛想を尽かされ、一人息子を連れて家を出て行かれてしまった。
元夫
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サロン・キティ/ナチ女秘密警察 SEX親衛隊(1976年製作の映画)

5.0

第二次大戦中のベルリン、権力欲に取りつかれたナチス親衛隊の将校が、軍人や重要人物が集まる高級娼館に大量の女スパイを送り込む諜報計画を実行に移す。やがて、利用されていたと知った女主人と、恋人を殺された娼>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

5.0

令和の吹かしたビジネスパーソン御用達。この世には勝ち組負け組しかいておまへん、世の中ゼニやでと、浪花商人マインドを強烈に刷り込んでくるジョーダン・ベルフォート伝説を、レオ様が演じる痛快作。
実在したス
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華氏911(2004年製作の映画)

5.0

ハリセンボン春菜の「○○じゃねーよ」芸のほうで有名になりすぎて、日本ではアメリカのおもしろオジサンなんでしょ程度のイメージが一般化しちゃってるけど、大きなまちがい。
本人に「なんの映画とってるんですか
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

5.0

『バッドボーイズ』の新作を観て、そうだウィル・スミスって時代を代表するヒーローだったよなーと、金曜ロードショーで彼の背中をみながら育った幼少期を思い出した。
ホントに、いい映画ですね。つか、こんなにい
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ロボコップ(1987年製作の映画)

5.0

走馬灯にノイズが走った。
残念ながら、魂ってやつは不滅らしい。死んだらチャラがよかったのに、肉体がこの世にとどまるかぎり、我々は苦しみという負債を引き継ぐしかないのだ。
ロボコップは、バーホーベン監督
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女囚霊(2022年製作の映画)

3.5

ひさしぶりにGEOに足を運んだら、新作のところで思わず手に取ってしまった。
ジャケットのアートワークが素晴らしい。VHSレンタル時代に、いかがわしいジャンルの棚に並べられていそうなシンプルさ。20年以
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

3.5

とある事件に関わった刑事が、相次いで射殺されるというショッキングな事件が発生。佐藤刑事が襲撃された際に居合わせた蘭が、暗闇のなかでライトに照らされた犯人の顔を見てしまったショックで記憶喪失に!新犯人の>>続きを読む

名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.7

コナンら少年探偵団が、富士山が一望できる西多摩市のツインタワービル・スイートルームに訪れた。怪しげな面々の集まったビルで殺人事件が発生。傍らには、ふたつに割られた猪口が残されていた。一方、灰原の怪しい>>続きを読む

おんな犯科帳 II 江戸拷問刑罰抄(1995年製作の映画)

3.5

歴史の中に隠れていた遊郭拷問の実態がいま映し出される。外部に漏れることのなかった独特な遊郭諸制度の私刑拷問は残虐を極める!今宵も廓の土蔵に女の叫びが闇を裂く!石原良純主演のエロティック時代劇第二章。>>続きを読む

おんな犯科帳 江戸拷問刑罰抄(1994年製作の映画)

3.5

オンナの尊厳破壊三連発。
江戸を舞台に、重罪でお縄になった女性たちの運命と葛藤、当時実際にあったという牢屋敷内の拷問を再現し、女囚たちを見つめる同心の視点から描くエロチック時代劇。
石原良純の坊っちゃ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.1

ゾンビものって、最初はめっちゃ面白い。この映画も、彼女と同棲してる部屋のくだりとか、仕事場で襲われるところとか、ついに町で大量に出てくるところとか、日常が破壊されていくダイナミックさのある前半は、めち>>続きを読む

冬薔薇(2022年製作の映画)

3.6

不良仲間とつるんで無為な日々を送る若者。海運業を営む両親は、切実な後継者問題に頭を悩ませつつも、不良息子を見限っていた。その場しのぎの人生を送ってきた青年は、ある事件が起こったのを契機として、周囲と向>>続きを読む

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

4.2

まず、新しい価値観を示している作品だということを強く言っておきたい。『サピエンス全史』以後のパラダイムにおいて作られた新バージョンの猿惑だということを強く意識させる。
なぜ人類は他種族を淘汰し勝ってき
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

よくわからない。だけど、いいものらしい。
時たま、なんでも鑑定団に出てくる謎の依頼品のようなわからなさ。皿とか湯呑みのような用途のわかる陶芸品ではなくて、謎のかたちをしたオブジェみたいなやつ。どうやら
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エル・トポ(1970年製作の映画)

4.5

奇想の一作。
ミッドナイトシアターで上映され、ジョン・レノンやアンディ・ウォーホルら当時のモダンカルチャーの最先端にいたアーティストたちが絶賛し、評判がひろがっていった、原初のカルトムービーだという。
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ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

映画がどうこうってよりは、藤本タツキという天才漫画家への信頼と畏怖が作品評価に直結するタイプのアニメ映画。原作に忠実な映像化として、ある種の正解を叩き出している。
漫画を読んでほしかった人と、絵が上手
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バタリアン5(2005年製作の映画)

3.5

バタリアンの5作目。前作で生き延びた若者たちが大学生となり、青春を謳歌するなか、学園に発生したゾンビによって再び恐怖にさらされる。トライオキシン5を原材料にしたドラッグを学内で売りさばいたことによって>>続きを読む

バタリアン4(2005年製作の映画)

3.5

前作『バタリアン リターンズ』からおよそ12年ぶりとなる続編。死者をゾンビ化し生物兵器にする研究を行なうハイブラテック社に、実験体として親友を誘拐されたバイク集団は、仲間の救出作戦を決行。だが、彼らの>>続きを読む

バタリアン リターンズ(1993年製作の映画)

4.0

ゾンビと恋愛ものの親和性は高い。だって、難病ものだもん。そんなこんなで、バタリアン三作目は、前作までのコメディな雰囲気を一新し、ラブロマンス風に仕上げている。
軍の施設で働く父を持つ青年が、バイクの事
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バタリアン2(1987年製作の映画)

3.0

軍のトラックが死体をゾンビ化するガスの入ったドラム缶を輸送中、ひとつを誤って落して走り去った。少年たちがドラム缶を叩いて遊んでいるとガスが噴出し、ガスは雨に溶け込んで地中へと流れ込み、墓場に埋められた>>続きを読む

バタリアン(1985年製作の映画)

5.0

日本の梅雨は湿気が多くていけない。むしむしと皮膚にまとわりつく生温の大気の圧迫から逃れて、空調をきかせた室内で時間と酸素を浪費するだけの倦怠感に耐えられず、憂悶を抱えながらふかふかのソファーに横たわる>>続きを読む

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

4.5

竜巻の撮影に情熱を燃やす気象学者の一団が、アメリカ中西部で巨大竜巻の予兆を発見。高校で卒業式が行われていた町が、竜巻の被害に襲われる瞬間をカメラがとらえる!
それいけ!底抜け!台風クラブ!竜巻撮影班の
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ビッグ・バグズ・パニック(2009年製作の映画)

3.7

ろくでもない仕事をしていたせいで、社長からクビを宣告されたバカ社員。その瞬間、奇妙な耳鳴りに襲われ、みな気を失ってしまう。彼が意識を取り戻したとき、世界は巨大な昆虫に支配されていた。わずかな生存者たち>>続きを読む

モンスターネード(2023年製作の映画)

3.0

サメとトルネードの合わせ技の『シャークネード』ってのがプチブレイクしたから、ネード残しで二匹目のドジョウ狙い系。
バミューダ・トライアングルを研究している科学者が、発生したトルネードによって先史の古代
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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

4.1

アカデミー授賞式で一騒動あったウィル・スミスが銀幕復帰。生死のはざまをさ迷い歩き、神託を受けたマーティン・ローレンスによる頬平手打ち連打の禊祓いにて、その身を清める姿が作品のハイライト。
スピったマー
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

M・ナイト・シャマラン監督の娘さんが長編映画デビューってなわけで、親バカ子バカの二世監督映画って印象なのだけれど、そう宣伝をしちゃってるから仕方ない。売り文句がそうなのだから、父シャマランから受け継い>>続きを読む

片腕ドラゴン(1972年製作の映画)

5.0

道場間の抗争により同門の仲間たちを殺され、自らも右腕を失った青年が、残された左腕を鋼のように鍛え上げ、恩師をも殺した極悪武道家たちに戦いを挑む!ゴールデンハーベストの生んだ傑作。
ほんの些細な門下同士
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.5

アニャ・テイラー=ジョイという当代随一のコケティッシュ女優を発掘したのが、こんなに尖ったホラーという快挙。
17世紀のニューイングランド。宗教上の理由から地域の共同体を離れ、荒れ果てた原野で自給自足の
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ピラニア(1978年製作の映画)

3.5

山間部の立入禁止区域で若い男女が失踪。現地に赴いた女性調査員が、誤ってプールの放水バルブを開けてしまう。中には生物兵器として改良を施された特殊なピラニアの群れが!キラーフィッシュが北米テキサスの川に放>>続きを読む

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.5

大学で哲学を教える長谷川博己は、ある日、苦手な泳ぎを克服しようと思い立って水泳教室を訪れ、あれよあれよと入会手続きをしてしまい、綾瀬はるか先生のもと少しづつ水を克服していく。
長谷川博己は旬の長い俳優
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スウィング・オブ・ザ・デッド(2012年製作の映画)

3.5

最初のオープニングに、センスが詰め込まれている。美しいロードムービーのような映えのディストピア。『バイオハザード』や『ウォーキングデッド』のような荒廃した汚らしさがないのがいい。
とてもよかったのは、
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靖国・地霊・天皇(2013年製作の映画)

3.5

最近はインテリなおいらを気取ってみたいお年頃なので、アマプラのなかでも短いドキュメントを選んで鑑賞した次第。
首相参拝などで、しばしば国際的な話題にあがり、歴史認識などで政治的問題と絡めて語られること
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日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

3.5

元ネタの女性インタビュアーに負けじといきなり突撃スタイルが挑戦的。「インタビューよろしいですか。」「今ちょっとお時間よろしいですか。」この断りが無いから、最初立ち止まらなかった男性と同じでヤな気分にな>>続きを読む

ファミリー☆ウォーズ(2018年製作の映画)

3.0

認知症を患うおじいちゃんが、ある日子どもを誤って轢き殺し、その死体と共に帰宅する。彼の家族は、事故の加害者家族になることを恐れ、死体を隠蔽し隠すことに…。しかし、それをきっかけに、一家の日常は血で血を>>続きを読む