垂直落下式サミングさんの映画レビュー・感想・評価

垂直落下式サミング

垂直落下式サミング

映画(1826)
ドラマ(0)
アニメ(51)

劇場版 チェンソーマン レゼ篇(2025年製作の映画)

4.5

「レゼ編」という連載漫画の真ん中らへんが映画になるとは、すごいですね。原作のなかでも、私小説的な趣があるエピソードのひとつ。初恋のせいで、俺たちは女性嫌悪に陥るということが、ドロリと美しく描写されてい>>続きを読む

あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

4.8

清水崇監督の良質ホラー。夏休みの補習授業を受ける男女5人の教室で、いないはずの「あのコ」が怪奇と恐怖を巻き起こしていく。『ミンナのウタ』と同じスタッフが再集結し、一部同じキャストも呼び戻している。
>>続きを読む

ウィキッド 永遠の約束(2025年製作の映画)

5.0

ずいぶん真人間になった。無頼漢としてやってきたのに、この歳でこんな真っ当な性善説を打ち出す煌びやかなミュージカルにハマるとは思ってなかった。人間としての成長を感じる。
言ってしまえば、ものすごく綺麗事
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025年製作の映画)

3.7

冒険ものとしては「普通に面白い」部類には入るはずなのに、ジュラシックパークというIPが死んでいるせいで、たいしたムーブメントにはならなかったシリーズ7作目。
もはや特別感もなくなり、興業収入は苦戦しそ
>>続きを読む

真・仮面ライダー 序章(1991年製作の映画)

3.5

オートレーサーの若者は、細胞レベルから体質を改善する研究プロジェクトに被験者として参加する。しかし、病気治療のためのその研究には、裏の目的があった。やがて、彼の周囲で奇妙な連続殺人事件が相次ぐようにな>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

3.5

大手ショッピングサイトの荷物に次々と爆発物が仕掛けられる謎の連続爆破事件が発生。巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナは、未曽有の危機に立ち向かっていく。
満島ひかりが結構ムカつく役で頑
>>続きを読む

プレデター:最凶頂上決戦(2025年製作の映画)

3.5

3つの異なる国・時代における人類とプレデターの決闘を描き、その戦いを制した三名が集められて、プレデターを含めた頂上決戦のバトルロワイアルに発展していく。
『プレデターザプレイ』で、ダン・トラクテンバー
>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.5

Disney+契約中にみたなかで、数少ないもとがとれた気がした作品。
かなり面白かった新プレデター。二次創作になりがちな「プレデターVS人類闘士」というおはなしを、しっかりと真っ正面から描いたと思う。
>>続きを読む

プレデター:バッドランド(2025年製作の映画)

3.5

一族を追放された若きプレデターが、謎のアンドロイドと奇妙なコンビを組み、強大な捕食者の跋扈する惑星で、狩るか狩られるかの過酷なサバイバル・バトルに身を投じていく。監督は、『プレデターザプレイ』のダン・>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.2

1960年代のアメリカで、ミュータントとして生まれた青年チャールズは、同じくミュータントとして生きるエリックと出会う。自分たちの特殊能力を人類の平和に活かしたいと考えるチャールズは、エリックに協力を要>>続きを読む

ファンタスティック4:ファースト・ステップ(2025年製作の映画)

3.5

五年使ったヒビ割れアンドロイドもそろそろ見苦しいってなわけで、去年買い換えました。その時、口車にのせられて契約したDisney+も、あと一月で解約しなきゃなんない。
もとをとろうと貧乏根性でいろいろみ
>>続きを読む

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.8

ガンダムが言っている…。
そうなんですよね。シュウジくんの言うとおり。僕にとってのガンダムってのは、何かを言うヤツなんです。
物言わぬ機械の巨人ではなくて、何かを伝えようとしている。喋るのです。そうい
>>続きを読む

MONSTERS 一百三情飛龍侍極(2024年製作の映画)

4.0

尾田栄一郎の初期短編読切『MONSTERS』がTVアニメ1本分尺で映像化。旅の途中、空腹で野垂れ死にしそうなところを救ってくれた少女の恩義に報いるため、流れ者の侍が街を襲いにくるドラゴンとの戦いに身を>>続きを読む

スーパーマン(2025年製作の映画)

4.0

ジェームズ・ガンの撮る映画に出てくる野暮ったい田舎の父親には、毎回泣かされてしまう。実家の玄関先のイスに並んで座るところ…、どうしてあんなに神々しく撮れるんだろう。
今まで、ずっと産みの親と戦う映画ば
>>続きを読む

ビーキーパー(2024年製作の映画)

5.0

2025年のはじめに観て、今年いちばんの映画じゃんか!と大盛り上がりだった高品質肉弾戦。今度は養蜂家。相も変わらず男しか観ない映画に出ているステイサム。みうらじゅん氏のいうところの「ブロンソン」は、僕>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

4.5

母親の墓参りに、郊外の墓地へ訪れた女性。そこへ突如うめき声をあげながら無数の死体たちが立ち上がり、ゾンビとなって襲い掛かってくる。次々に増殖するゾンビたちは肉を求め徘徊し、生存者たちはある一軒の家に追>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.5

『香川1区』と続けてみた。現在の小川議員のプリクエルとしてみると、すごくいい。熱気をもった青年が、政治の世界に身を置いているうちに、かつて持っていた何かを失っていく物語の序章…。
なんというか、政治家
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007年製作の映画)

3.5

謎の宇宙人"ケツだけ星人"が誤って地球に落とした爆弾がシロのお尻にくっついてしまう。愛犬シロを救うため、しんのすけの必死の奮闘がいま始まる。
見所は、宝塚をモチーフにした敵組織。最近、宝塚をはじめて見
>>続きを読む

28年後...(2025年製作の映画)

3.5

人間を凶暴化させるウイルスが蔓延して感染者が人々を襲い壊滅状態になった世界を舞台に、生き残った人々のサバイバルを描くシリーズ第3作目。第1作『28日後...』の監督ダニー・ボイルと脚本アレックス・ガー>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記(2024年製作の映画)

3.0

わりと駄作。なんでクレヨンしんちゃん映画なのに、泣きが重要視されるのかな?ギャグマンガが、お涙頂戴に流れること、それ事態がダサいことなわけじゃないですか。
道徳とモラルのギリギリを攻めるソリッドさ。そ
>>続きを読む

香川1区(2021年製作の映画)

3.7

2021年秋に行われた第49回衆議院議員総選挙。香川1区で、過去1勝5敗と辛酸をなめてきた小川淳也議員が、地元に君臨する初代デジタル改革担当大臣・平井卓也議員の牙城に挑む。
平井側の支援者は、なんかも
>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.8

ローマ帝国皇帝に愛された将軍マクシウスは、皇帝暗殺の濡れ衣を着せられ反逆罪に問われる。妻子を殺され、悲しみのうちに逃げ延びた彼は、奴隷商人に拾われて死ぬまで戦う剣闘士としてコロシアムに出場する。
若き
>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.3

大人になった先に。
ぜんぜん上手くいかないストーリー。新しい持ち主の女の子はアンディとは違うタイプで、買い与えられたオモチャよりも、自分で作り出したものを愛でていたい子なのである。
「オモチャは子供の
>>続きを読む

サスカッチ・サンセット(2024年製作の映画)

4.5

行こうぜ!レッドゾーンアニマル!ここはカリフォルニア州はレッドウッド国立公園。ホモサピエンスに淘汰されなかった最後の近隣種たちの営みにせまる。
サスカッチの群れの一年を見守る。のほほんとした架空動物ド
>>続きを読む

呪術廻戦「懐玉・玉折」総集編(2025年製作の映画)

4.8

元々は正義をなす側にいた人が悪に転んでしまう物語の設定は古今東西に色々あるけれど、夏油傑がこうなるべくして逆賊に堕ちていく心理の有り様への解像度の高さは、原作にあるエピソードのなかで出色の出来だと思う>>続きを読む

サブスタンス(2024年製作の映画)

3.5

若き日に美貌で一世を風靡した落ち目のスター女優。五十代に差し掛かり、年齢を理由に唯一のレギュラー仕事であったエクササイズ番組を下ろされてしまう。美と若さに固執した女性が、クローン技術に手を出して破滅し>>続きを読む

教皇選挙(2024年製作の映画)

4.3

カトリック教会の最高指導者であるローマ教皇が心臓発作で死去する。教会関係者は、悲しむ間もなく新教皇を決めるための教皇選挙の準備に入り、主席枢機卿のローレンスが一連の手続きを執り仕切ることになる。
冒頭
>>続きを読む

新幹線大爆破(2025年製作の映画)

2.5

「今、一番ヤバいのは、俺たちがパニックになることだ。」
予告の時点で、もうすでに結構つまんなそうだったお察し案件。一応は、高倉健の1975年版の世界と同一の時系列上にある正統な続編であり、リメイクとい
>>続きを読む

サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

3.8

格ゲー勢なので、こういうマンガ映画は、登場人物をキャラ性能で見てしまう。こんなショボい奴らに、宇宙の危機を任せても大丈夫なのかしら?
微妙な能力者たちがすったもんだする物語に感情移入できるか不安だった
>>続きを読む

名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)(2025年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

小五郎の刑事時代の相棒が銃撃され死亡。彼が調査していた事件は、長野県警の大和敢助警部が、犯人の追跡中に雪崩に巻き込まれ、片目を失明した事件と関係している疑いが浮上。小五郎とコナンは、長野県警の刑事たち>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010年製作の映画)

3.9

いつもの公園で遊んでいたかすかべ防衛隊の前に、突如タイムトラベルしてきた若い女性・金有タミコが現れ、未来のしんのすけの婚約者を名乗る。大人になったしんのすけは、彼女とともに抵抗運動の先導者として戦って>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.2

蛮族を撃滅せよ。
前方に槍と盾を構える歩兵の密集陣形。その名をファランクスという。自らの盾で隣の戦友の身体を守りながら隊列を維持し、ただ前へ前へと進軍する。誇り高き男たちの魂の戦術である。
平地での戦
>>続きを読む

ビデオゲーム THE MOVIE(2014年製作の映画)

3.8

クラウドファンディングで10万ドル以上を集めて完成したドキュメンタリー。多彩に進化してきたソフトとキャラクター達にスポットあて、今日のビデオゲームの進化に迫る。
我らが日本もアメリカに負けないくらいビ
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.5

主に泥棒稼業でその日暮らしをしている青年が、王宮をこっそり抜け出していた王女を助ける。王女の美しさに恋におちた青年。王族の結婚相手に相応しい富を得るべく、成りゆきで手に入れた魔法のランプに宿る魔人・ジ>>続きを読む

逃走中 THE MOVIE(2024年製作の映画)

3.0

映画ってのは、単体でそこに存在するものではなくて、時代の流行であるとか、あるいはこれまでの文化的な蓄積であるとか、そういったものを抜きには語れない場合もあります。
かつて栄華を誇ったフジテレビが、今で
>>続きを読む

平成ジレンマ(2010年製作の映画)

3.5

「体罰は進歩を目的とした有形力の行使。」

最近YouTubeのショート動画に出てきたときも、この頃とまったく同じことを言っていた。白髪のおじいちゃんになっても、確固たる考えは変わらない。これには賛否
>>続きを読む