カラスの親指のひでのレビュー・感想・評価

「ほら親指って全部の指を見てるでしょ。」


久しぶりにとても良い邦画に出会いました。
日本版のマッチスティックメンの様でした。

物語は阿部寛演じる詐欺師と、村上ショージ演じるその子分を主軸に、話が進んでいきます。

映画自体160分と、とても長いのですが、無駄なシーンに見える所も、全部意味があり、最後の10分で、『なるほど…』とさせられます。

良い映画だな・・・となった後に、
さらに良い映画だな・・・とさせられる様な、心温まるそんな映画でした。