いやよセブン

六條ゆきやま紬のいやよセブンのレビュー・感想・評価

六條ゆきやま紬(1965年製作の映画)
3.0
温泉芸者をしていたいね(高峰秀子)が、豪農六條家の当主に見初められ、結婚するが、夫は一人息子を残し、借金苦から首を吊ってしまう。
残されたいねは、夫が残そうとしたゆきやま紬を守るため、借金を返し経営を立て直そうと、頑張る。
面白くないのが姑の美乃で、あの手この手でいねの追い出しを図る。
高峰秀子の“耐える嫁”はよくあるパターンだが、今回の敵は姑だけでは収まらず、田舎の閉鎖的な習俗が襲い掛かってくる。
後味が悪く、これでは高峰秀子は可哀そうという感じ。