ネムル

地平線がぎらぎらっのネムルのレビュー・感想・評価

地平線がぎらぎらっ(1961年製作の映画)
4.0
敬愛する巖谷國士先生の映画本で知って以来、ずっと観たかったやつ。まあ、あの本で大事な映画をたくさん知ったわけだが、珍作・怪作も多く知った。新東宝末期に作られた、タイトルからしてもう末期的な映画と紹介されていた本作も、傑作と怪作の中間という感じではあるが、しかしまあ良かった。
60年代的なパッションとスピードとアナーキーさがもうたまらん。いきなりジュリー藤尾がぎらぎらっ!と歌い始めるあたりから、囚人ロードムービーとしてのオフビートな感じまで好物だらけ。
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