『酔拳２』のラウ・カーリョン監督、ジェット・リーがタッグを組んだ一作！
少林寺の一派は、南派と北派か分かれて対立していた。チー・ミンは両親を殺され、復讐を誓っていた。南北の2人の武闘家と共に紫禁城へ乗り込む！
ジェット・リーが、まだリー・リンチェイとして活動し始めた頃の一作で、『少林寺』三部作と呼ばれている一作。
中国大陸で、大ロケーションを敢行した超大作。とにかく景色が壮大で、中国の大自然の雄大さが表現されてました。
ジェット・リーの、功夫のキレ味の鋭さはとにかく凄くて、若き日の身体能力の高さは銀河最強！！映画そのものは素朴で健康的な作品な印象でした。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズなどに比べると、イマイチ垢抜けてないですが、なかなか楽しめる作品です。
ジェット・リーの舞台裏では、90年代に入ってから、信頼していたマネージャーが黒社会に殺されてしまったり、ゴールデンハーベストと契約が大揉めになる過去があります。香港映画界の闇怖すぎる...。
今作でもなんと腰の骨を折ってしまったり、当時の物価で1日50円と言う、子供のお使い並の鬼畜なギャラでこき使われたりと、かなりのハードモードの人生で、あの笑顔の陰で苦労が絶えず、やっぱりスターはラクじゃないよと言うのがよく分かります。Netflixでの配信はまもなく終わってしまうので、駆け込みで是非！！
