アノ

美しき被告のアノのレビュー・感想・評価

美しき被告(1949年製作の映画)
3.6
冒頭のロレッタ・ヤングが犯行現場から逃げるくだりが最もサスペンスフル。
時系列シャッフルして行われる犯行シーンはダグラス・ディックのガチ性犯罪者な迫り方の気持ち悪さが圧巻。これは殺す。

ウェンデル・コーリーもロバート・カミングスも真犯人に気づいてしまい、逃げるか追い詰めるかの行動に別れるのが男2女1のメロドラマ構造になる後半の組み立てはユニークでとても良かった。ロレッタ・ヤングのアップで事件を落着させるのも、女優とテーマへの信頼がこもる。
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