福福吉吉

ボーン・アルティメイタムの福福吉吉のレビュー・感想・評価

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)
3.5
前々作「ボーン・アイデンティティー」前作「ボーン・スプレマシー」の続きになりますので、前作・前々作を観ているとより楽しめると思います。

ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は自分の過去を取り戻すべく奔走する中、CIAの「トレッドストーン計画」について記事を書いた新聞記者サイモン・ロスとの接触を図る。しかし、ボーンとロスが接触した際、CIAのスナイパーにロスが射殺されてしまう。ボーンはロスからトレッドストーン計画を発展させた「ブラック・ブライヤー作戦」が進行中だと知り、CIAに追われながら「ブラック・ブライヤー作戦」の正体と自分の過去を知るため、行動し続ける。

ストーリーの前半はCIAサイドの話が中心に進んだため、派手なアクションは少なめだったように思います。CIAの中でもトップのノア・ヴォーゼンはボーン殺害を求め、パメラ・ランディはボーンの殺害の必要性に懐疑的で一枚岩になっていないことが描写されていました。前作同様、パメラの客観性・中立性は維持されていて良かった。
ストーリー後半はボーンとCIAの派手なカーチェイスを楽しむことができました。また、前作にも出ていたCIAのニッキ―はボーンの逃走に付きあわされているうちにボーンの味方になっていて面白かった。ボーンには女性を味方にする魅力があるのかな。
本作も面白かったと思います。
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