tori

王立宇宙軍 オネアミスの翼のtoriのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

以前観たはずだけど全然覚えていなかった。

ただ宇宙へ行く気が無かった主人公が女性の言葉ひとつで宇宙飛行士に志願する。

ただ宇宙へ行くだけだけど、
その過程で気持ちの変化がこの映画の面白いところだと思う。

印象が薄いのは多分、
昔観た頃の自分はまだ、主人公の気持ちとか色々意味がわからなかったんだな…。



主人公のレオさんの声、冒頭からいい。なんか頭の中に直接話しかけられてるような気持ちになった。
そしてセリフは、レオさんの貴重な早口?が聞けてよかった笑

アニメ映画だけど、いい意味で中身はアニメっぽくない。
ガガーリンを観た時と同じようなシーンがあって、SF作品だけどとても現実味を感じた。
アニメ映画のワクワクドキドキを期待して観ると裏切られそうだけど、
初めて宇宙へ行くまでひとつひとつ丁寧に進んでいく。敵に追われるシーンはあるけど、展開はそこまで大袈裟じゃないから退屈な人は退屈かもしれない。(以前の自分もそうだった気がする)

主人公は飄々としているけどそれでいいと思う。
この進展しないヒロインとの距離感が面白くて好き。

この映画、きっと大人向けなんだなぁ…。

ラストシーンの言葉に、何故か私も共感する。
宇宙、やっぱ偉大やで…





追記
マナの表情すごい好きです
不機嫌な顔も笑った顔もかわいかった〜〜〜
あと、みんなの服のデザイン好きだ…!!!
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