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王立宇宙軍 オネアミスの翼のutのレビュー・感想・評価

4.3
1987年公開の本作

今ではエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明が
作画監督を務めている。

クライマックスのロケット打ち上げシーンでの
氷の書き込みは狂気すら感じる。

主人公の声優は森本レオで、
温かみのあるキャラクターになっている。
80年代のアニメ主役にありがちな
猪突猛進感はなく、脱力感のある雰囲気が親しみやすい。

舞台は、架空の地球
宇宙に可能性を見出す主人公らと
冷ややかな視線をおくる他国の温度差が
非常にリアリティがある。

メカデザインにも独創性があり
異世界でありながら説得力がある。

人物の心情が見えづらく
作品の持つメッセージのようなものは
感じづらい。

作画、メカおよびキャラデザインは
良いので見ておくべきではある。
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