オーウェン

ディパーテッドのオーウェンのレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
3.4
「インファナルアフェア」はすでに完成された代物。
それをあえてリメイクするのだから、スコッセシぐらいの力量が必要なのはよく分かる。
始まってすぐさま映画の世界に引き込まれるのは流石だが、中盤ややだれる。

それと主要な出来事がリメイクしすぎってぐらい似てますね。
ラストでしっかりオチをつけるあたりもハリウッド的であり、やはり無問道の考えはアメリカでは理解されないのだろう。

キャストではディカプリオが健闘しており、本来はこういった演技派の人なんですが顔がそれを邪魔しているというか。
ニコルソンはさすがの怪演でこの人だけもはや別世界。

それでも一番得しているのは唯一のオリジナルキャラなマーク・ウォールバーグ。
キャリアの中でもベストな演技を披露している。

しかしリメイク作品でスコセッシがオスカー受賞とはある意味面白い(笑)
オーウェン

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