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ディパーテッドのenのレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
4.5
犯罪組織に潜入した覆面捜査官のビリーと、その組織から警察へと送り込まれたスパイのコリンが互いの素性を探り合う話

正義感の高さゆえに、組織に潜り込み潜入捜査を行うが死と隣り合わせ危険な日々に精神を病むビリーと、自身の出世のために何もかもを利用するサイコパスなコリンの対称性の2軸に絡む警察組織と犯罪組織の人間関係が複雑で見応えがある。ビリーに幸あれと贔屓目に見ていた自分には、思わず声を上げる終盤の展開に、ビリーとコリンの視点では知り得ないほど話は大きく進んでいたことにハッとする。
そんなに上手く話がいく?と思うあれやこれやに劇中ではハッキリと語られていないヒントが隠れているのかもしれません。
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