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ファイト・クラブのpencilのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
5.0
午前十時の映画祭にて。

大好きな作品で公開当時に映画館でリピートして観て、その後DVDも買ったくらい。
The Dust Brothersの「Stealing Fat」で始まる印象的なオープニングは何度観てもゾクゾクするし、ラストまで観るとあの映像がどういう意味を持つかがわかる。
同じくエンディングでかかるPixies の「Where is my mind?」は背中越しの美しい映像とあまりにマッチしていて、それまでの色んなことをまるで洗い流してくれるような気さえする。

音楽だけじゃなく勿論本編もフィンチャー作品らしく、油断してると置いてけぼりになりそうなストーリー展開の速さと、常識脳ではキャパオーバーになりそうな非常識で、何度観ても常に新しさを感じる。
エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーターの3人の演技も全力出し過ぎってくらいの熱量で演じてて本当に圧倒される。この時みんなまだ30代かな?才能半端ない。
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