ルマンド

ファイト・クラブのルマンドのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
2.9
小説・映画とも、私には想像もつかない頭を持っている人が創る世界、異次元だ。最後30分、ようやくなんとなくわかってきたけれど、闘う意味もわからないし、暴力とも縁がないし、男のロマンとかも理解したくても絶対わからないんだろうなというところが残念どころ。きっとこういうものが少しでも理解できたのならば、きっとこの映画や小説の良さがわかるのかもしれないが、今の私には無理そうだ。でも確実に、認識している他に、もう一人の自分が誰にでもいるんだろう。それが目を覚ました時に、崩壊するのがわかっているから、常識人を装う。

一度目よりも二度目がいいという話もある。1000本の映画を観た先に、この映画の理解する力がそなわっているのかもしれない。
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