観る麻薬。
面白いとしか言いようがない。それしか出てこない。
深く考えることもできるけど、そうするとこの映画の深みにどんどんとハマっていきそうで少し怖いくらい。
エドワードノートンとブラッドピットの演技力がとにかく輝いている今作。
普段の会話劇だけでももう面白い笑
ウェスアンダーソン的、というかそれ以上に独特の言い回しからくる会話は、聞いているだけで全てが気持ちいい。
全編通して主人公のナレーションが事細かに入る演出はさながら小説を読んでいるような気分で、
さらに後半に続くにつれどんどんと濃くなっていくカルト的な雰囲気と、脳が焼け焦げるような情報量の多さが追い討ちをかけるようで、ひたすらに物語に没頭する。
何かがおかしい、そんな疑問が浮かんだまま明かされる種、散りばめられた伏線が一気に繋がり鳥肌が立ちまくる。
これは半年に一回は観たくなる!!
そんな作品でした。