Takuma

ファイト・クラブのTakumaのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.7
存在を訴える映画
痛みで存在を実感し、それが狭いファイトクラブの中だけでは収まりきらず、数々の破壊工作に変化していく。しかし最後は主人公は愛を認識しながらも、ビル破壊で死ぬ結末を迎える。
内面的な自己破壊で存在を実感することがこの映画の中での暴力であり、決して他人をブン殴り血だるまにする暴力は肯定しているわけではない。
セックスと男性像の意味も垣間見える作品。
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