永遠の1位を誓った名作『セブン』の監督デビッド・フィンチャーとイケメン俳優ブラッド・ピットが再びタッグを組んだ作品と聞いて面白くならないはずがありません。そう期待しかない『ファイト・クラブ』でしたが・・・確かに完成度の高い素敵な作品だったけど、なんだこのモヤモヤした感じは!?
フィンチャー監督特有のスタイリッシュな映像美は文句なし。オープニングからすでにテンションMAX！そして、これまでブラピが演じてきた役の中でも最もお気に入りで不動の1位タイラー・ダーデン、今でも私が憧れる男です。容姿・カリスマ性すべてパーフェクト！そんなブラピをずっと観ていたいと思いました。
なのに『セブン』ほど心が揺さぶることはなかった。多分、その理由はオチにあります。この『ファイト・クラブ』でもあるトリックが用意されていてラストの衝撃につながるのだけど、そのトリックも割と途中で読めてしまう。でも、それは大した問題ではなくて、それよりもラストのオチがいまいちよくわからなかったのが大きい。私の低能な頭脳ではどう解釈すればいいのか、何度観ても理解ができません。誰か教えてください。
