セイ

ファイト・クラブのセイのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.6
昔はさっぱりだったけど、今なら仕事がクソつまんないとか現実の自分がクソとか主人公の気持ちが痛いほどわかる。ミニマリストの本でタイラーのセリフが度々引用されてたから見直してみたら物質主義や拝金主義に対する批判や理想と現実の自分から本来の自分になるまでの映画だね。人と比べないとか物を持たないとか、わかるんだけど実際に主人公が住んでたボロボロの家に住み続けるのって結構むずかしい部分も、あるし日本は資本主義社会だから物質主義消費主義から脱却するのはよほどハートの強い人じゃないと無理ではないかな。でも映画で言ってたように買わなくていい物って、たくさんあると思うし購買意欲をあおるような宣伝に騙されないようにしていかなくちゃいけない。あらゆる物を捨てて本来の自分になるって難しい。
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