このレビューはネタバレを含みます
ハッピーエンド...?最低だけど、それでもジョン・ケージが切ない。。まあ自業自得か。
事実が人間の弱さによって、悪い方向に捻れていく。忘れることも、なかったことにもできない。
嫉妬から疑心暗鬼になるDavidにイライラ、ほだされて楽しそうにジョンの横にいるDianaにもやもや。。DavidはまだわかるんだけどDianaが...一緒に決めたはずなのに結局信じてくれない旦那に耐えきれなくて、離れたと。ジョンの行為は「淫らな提案」をしたことも、あの家を買ったことも人として最低で、お金ではなくてジョンの気持ちを信用できると思ったから、離婚という結論に至ったのかと。でもそれであれば、ジョンのこと信じ切るべきなんじゃないのかなあ...
そもそも夢のマイホームを諦めれお金の問題も何とかなった気がするし、ジョンにとっては一瞬の賭けで無くなっても痛くも痒くもない100万ドルで、愛する相手をたった一晩でも貸すのは間違っていた。魅力的な提案だけど、間違ったことはしちゃいけないんだなと、身につまされました!ただテーマである愛は金で買えるかを結論付けるには、この映画は弱いと思う。
一番気になるのは、破いて貼り直したDの写真を見た運転手の笑み。。