tulpen

みなさん、さようならのtulpenのレビュー・感想・評価

みなさん、さようなら(2003年製作の映画)
3.3
[DVDレンタル]
76年のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。享楽的社会主義者を自認する大学教授の父とその父を反面教師に育ち、全てをお金で解決しようとする多忙なエリートの息子。
そんな息子が末期がんで死を目前にした父親のために絵に書いた幸せな最期を演出しようとする・・・ もちろんお金で。

これだけ読むとフンって感じなんだけど、なかなか見応えがあって面白かった。 集まってくれた友人たちとの『君がトリュフを食わない日が来るとは思わなかったよ』 『その日が来たのさ、ワインも僕のために飲んで味を教えてくれ』なんて会話も、あとで効いてきたりする。

息子を演じた役者さんは コメディアンなんだって。 たしかにコメディアンって役者向きの人が多いよね。
tulpen

tulpen