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悪人の708のレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
4.0
「孤独」は寂しさや怒り、依存心を生む。そのやり場のない想いが時として自分あるいは誰かの歯車を狂わせることになる(作中で描かれてるものはもっと複雑)。殺人は許されることではないが、「悪」を一元的に評価することは難しい。「悪」は定量できるものではないから、そこの判断の基準とするところが法律なわけだが。司法やジャーナリズムに対する問題提起的な意味合いも強く感じる作品だった。
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