肉の旨味

悪人の肉の旨味のレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
3.8
李監督と吉田修一のタッグはやはり最強。
そして吉田修一の書く本と妻夫木との相性がかなりいい。よすぎるんだよ。
吉田修一の書く本って、定義に対しての疑問を投げかけるからすごく好きなんよね。

愚行録みたいなテーマですごく面白かった。人間は見る側面によって全部が変化してくる、わかる、でもやっぱり、人としての常識や一線を超えたらいけないのよ、な、

人は見たいものしか見ない、
見えたもので、見てきたもので、見えた範囲で物事を解釈をする、それが時に善悪で判断されるし、都合のいいように解釈する、でもそれが人間の性だと思います。

2021/01/26 12本目
肉の旨味

肉の旨味