過去録
胸が張り裂けるような切なさ
深津絵里が美しすぎようが妻夫木くんがカッコ良すぎだろうが、んなことカンケーネーと視点を変えて観るのだ。こんなに悲しい映画ってあるだろうか。こんなに美しくて、人間の愚かさを愛おしいと思える映画ってあるだろうか。
崖へと続く一本道をフルスピードで駆けて行くふたりを「そっち言っちゃダメー!」と心で叫びつつ、何もできず見守るだけ。
文字通り先に進むことも、後戻りもできなくなったボロボロのふたりが見せるラストの表情。ああ、だからこの二人なんだ、という圧倒的な説得力。
DVDはもちろん
写真集買ったくらい好きです。