もふもふの赤い指輪

悪人のもふもふの赤い指輪のネタバレレビュー・内容・結末

悪人(2010年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

人を殺すのは悪い事。だけどどんな人間にも愛してくれる人がいる。
世間から見たら祐一(妻夫木聡)は悪人だけど光代(深津絵里)から見たら愛する人。
大切な孫でもあり恨まれる加害者でもある。1人の人間でもいろんな側面を持つ。
誰しもが善人にも悪人にもなってしまう。
イカの目の中へズームインしたシーンはなぜか印象的だった。
光代と出会う前は佳乃(満島ひかり)を殺した事に何も感じなかった祐一だけど光代と出会ってからは一緒に過ごせば過ごす程苦しい気持ちになると言っていた。大切な人が出来ると人は変わるんだなって思った。
好きなシーンは、バスの運転手(モロ師岡)さんが房枝(樹木希林)に言った一言。
妻夫木聡はとてつもないイケメンなのに
田舎の冴えない男っていう役柄を壊さずちゃんと演じれてて役者って凄いなって思った。
怒りが好きだったので観ましたが観て良かったです。