深津絵里の方言が可愛らしくてとても良かった。
ただ、自分は感情移入できなかった。
共感できる人物がいなかった。
ACなんだろうけれど27にしては考えが幼いし性欲に支配されすぎでしょと思う妻夫木聡。…
監督の「怒り」が良かったので観たが微妙。展開が強引で違和感が多々ある中、最大の謎は深津の演じる光代が妻夫木の演じる祐一をいつの間にそこまで急激に信頼して愛し始めたのか。音楽も重要な場面でクドくて邪魔…
>>続きを読むさまざまな取るに足らない悪が誰かに収束する。アメコミなら悪のカリスマが誕生するような境遇だが、それでも彼らはそれぞれの方法で自分の後に悪を発散させなかった。みな大事なものがない世界で、大事なものを見…
>>続きを読む殺人事件を世間一般の視点で考えるとき、社会で普及している倫理では容疑者が絶対的に悪人であり、被害者はあくまでも被害者である。
事件を対岸の火事で見守る人にとってはそのような抽象的で大雑把な視点でしか…
これ、本当に、悪人って誰なんやろうって考えさせられる映画やった。
世間的にはみたらどう考えても祐一が悪人やねんけど、全てを知っている第三者目線からすると殺された満島ひかりが悪いような気がするんよね、…
清水祐一(妻夫木聡)が殺人犯なのに、彼が悪とは思えず、むしろ彼に同情を誘うほどのストーリー展開だった。たぶん、そう感じさせるのは、彼の両親がいないことと(途中母親が出てくるが幼い頃に彼を見捨てている…
>>続きを読む(C)2010 「悪人」製作委員会