こーじ

悪人のこーじのレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
3.0
様々な悪の姿が直球過ぎ、人間の善悪についての深さはない。一方、家族を、愛する人を想う(妻夫木を除く)3人の描写、その演技には泣かされる。が、光代が人生を捧げようとした心理だけは釈然としない。主人公と被害者の父が直接対峙しないのはややずるい。