サマーちゃん

悪人のサマーちゃんのレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
3.6
眠すぎて色々寝たりしちゃったんだけど、作品に関してはよかったとおもう。最終的に何を伝えたかったのかは分からないけど、人を愛するって気持ちが少しだけ分かった気がした。
少しでも一緒にいたい。ずっと抱きしめてたい。
でも一緒にいると苦しい。っていう気持ち。
離れたくない。
首を締めたのも、分からなくもないなぁ、なんか一緒に入れないのなら死んでしまおうみたいな。
人を殺したことは、自分が悪いし、捕まるのは仕方ないんだけど、人を殺したっていう真実だけをみるのではなく、その人の物語を知ることも大切だなぁとおもった。あんなこと言われたら私だって殺しちゃうかもしれないよ。
妻夫木は、最初の方少し嫌な役っていうか、気持ち悪いって思ってたけど、なんか同情の気持ちも出てきて、でもだんだん好きになっていった。笑った顔はギャップがあって可愛いし素敵だった。
恋するってこんなに変わるの?太宰治が人間は恋と革命のために生まれてきたっていうくらい恋って計り知れないくらい大きいんだな。
恋を経験したらもっと、胸にくる映画が沢山あるんだろうな。
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