このレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリーを見ているような自然の演技の子供達。
特に柳楽優弥の演技はすごかった。お兄ちゃんだからしっかりしないとって顔とか野球やってる時の無邪気な顔とかいくつも持っていて本当にすごかった。
内容は、本当に胸くそで心が苦しくなりました。
でも、こんな子たちが実際にいたことも事実。
悲しいな
子供4人だけであの部屋でどれだけの時間をすごしたんだろうか
窓からお母さんが帰ってくるのをどれだけ眺めていたのだろうか
電気ガスが止まってからどんな思いでいたのだろうか
そう考えると本当に悲しくて辛い気持ちになる。
それなのに、子供達の無邪気な笑顔とか言葉に救われたりもする。
すごい映画だった。
演技とか内容だけじゃなくて、
部屋の劣化していく様や、カメラワークなども何か訴えかけてきているように感じた。
鑑賞して3日たつけど、この映画の事ばかり考えている。