生活描写がとてもリアルで、ドキュメンタリーを見ているような感覚。
劇中では何度か、現状を打破できるタイミングはあったはずなのに
自分達の都合で知らないふりや、間接的にやり過ごしている大人達ばかりで、
もっと違う結果にもなったのではないかと憤りを感じた
クリスマスケーキの描写や
気持ちも身体的にも厳しい制限の中で、催促状の落書きや、ベランダで楽しみを作ろうとする子ども達はすごく幼気で悲しくなった
実際の事件はもっと悲惨で、胸がとても詰まるけど、子供を持つ世代の大人として観なくてはいけない作品だと感じました