松永松ノ心

誰も知らないの松永松ノ心のレビュー・感想・評価

誰も知らない(2004年製作の映画)
3.7

当時14歳の柳楽優弥が
史上最年少でカンヌ受賞した作品😊

ライフラインが絶たれたまま
戸籍がない子供たちだけで
生活をしていくって💦
かなり絶望的な状況でなんだけれど、
重苦しい空気がずーっと続く感じじゃなくて、
問題を抱えた兄弟の日常を
切り取っているような感じで見ていて、
とても不思議な気持ちになっていたなぁ😭

子どものネグレクトを題材にした
『子宮に沈める』に似たような状況では
あるけれど、柳楽優弥が演じる明が
しっかりしていて、
兄弟とともにで生きるために奮闘していた
からこそ、事態は変わらなかったけれど、
どこか救いがあるようなラストのように
感じられたのだろうと思う😊✨

実際の事件をもとにした作品で、
この映画のように
実際に戸籍のない子供も日本には存在する事実
がゾッとする😭
何気なく生活していく中で、
異変だと気づいても、この映画の脇役のように
誰も不思議に思わずに日常を過ごしている
んだなぁと思うと
色々と考えらされる作品だった。
松永松ノ心

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