けい子は引っ越しの際、子供は12歳の長男の明だけだと嘘をつく。実際子供は4人いて、彼らは全員学校に通ったこともなく、アパートの部屋で母親の帰りを待って暮ら
していた。
久々に観賞、話を完璧に忘れてたのでラストは驚いたりした。
改めてみると子役の演技が素晴らしいのはもちろんだけど、時間の経過を語らずとも示す要素が複数存在してる事に目が行った。
例えば植物だったり、髪の長さだったり。そしてそういった明確に時が経っていることがわかる伏線がいくつか存在してる中、彼らが妹の背が伸びた事によって時間が経った事を認識するところも妙技だ。
ただほとんど外に出てない割に生活力ありすぎるだろ、みたいなところも感じた。例えば自動販売機にお金あるから探そうなんて普通思いつくかね?とか。
一方で、妹が死んでもイマイチピンと来てないところとかは非常に辛い部分だ。
あとこの映画ってYOUほとんど最初だけしか出ないのねみたいなのも見直して思い出したりした。
万引き家族の前に是枝監督色々観なおしたりしよう