メイ

誰も知らないのメイのレビュー・感想・評価

誰も知らない(2004年製作の映画)
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何でこんな無垢な子達にこんな悲しい現実を突きつけるのだろう

知らなくてもいい世界を知っているあの子たちはとても強く儚い
大人びる必要なんてないのに
生きることがそんなに難しいことであってはならない

膝に乗せたチョコの箱の様に、校庭を舞うレジ袋の様に軽く脆い人間関係

子供に気を遣わせるような親になってはいけない

映像に軽やかな音楽を乗せることで気持ちが表現されており、どんな困難の中でも、それでも彼らは生きようとしていた

♩ 宝物
異臭を放った宝石
という歌詞がやけに響いた
メイ

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