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誰も知らないのmのネタバレレビュー・内容・結末

誰も知らない(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

バーーーっと語る

大学で、「家族心理学」を受講した時に知った映画
絶対観たいと思ってた

最近親に、
大人になるってなんだろねっていったら
白黒だけじゃなくてグレーもあるってこと。って言われた

子供が大人に気を遣ってる世界
大人げない大人ばっかり
間違えたら見なかったふり
子供だからってなめている

赤いマニキュアが血みたい

1人デュエルがなんかもう悲しくて
クリスマスに帰ってこなかったのが、自分のせいかもしれないと悩んでいる姿がもう胸がきゅーっとなった

「もしもし、山本です」が忘れられない
お母さんからお年玉貰ってきたよって
自分でお年玉袋買って、お金入れて、、

ボールで遊んでいる時の無邪気さは子供
明くんに、大丈夫あれは本当の親友じゃないよって伝えてあげたい

あともう少し、お金をくれるのがはやかったら、ゆきちゃんは死ななかったかもしれない

死んでしまったことでさえ、誰にも気づかれない子供が、平和だと呼ばれている日本に存在していることが本当に恐ろしい




この話の元になった「巣鴨子供置き去り事件」について調べてみたら、三女の死因が不慮の事故じゃなくて殺害したのが長男と不良友達だった
しかも理由がカップヌードルただ一つ
長男の出生届を出したと、元夫が言っていたのに嘘だったということ

ずっとお母さんが悪いと思っていたけど、なんだか誰も悪くないような気もしてくる

「誰も知らない」世界だし、
「誰も知ろうとしない」世界でもある
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