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誰も知らないのhiのネタバレレビュー・内容・結末

誰も知らない(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

見たほうがいい映画。
見ていて、映画「子宮に沈める」を思い出した。子宮に沈めるを見た人はわかると思うが、あそこまで酷くないし苦しくなく見れたが、内容的には辛い内容。長男がまだ大きかった(と言っても中1くらい)から、子供達は数ヶ月の間生きていられてるのだろう。最初の方のお母さんは見ていて不安な部分もあったが、比較的明るくて良いお母さんというイメージがあった。子供達もそんなお母さんが大好きなんだなぁと思った。普通の虐待映画とは違うのが、子供達に直接的に酷い態度や暴力を取っていないということなのかなと感じた。もちろん長男に任せて小さい子供を置いていくのは酷いことなのだが、最初の方を見ていると子供に対して1人1人とスキンシップをとっていたし、愛しているように見えた。
また、お母さんがいなくなってからの生活が見ものだ。長男の思春期ならではの反抗、だが自分が見捨てたら妹達は生きていけない。小さい子供が背負うには大きすぎる。よくあのくらいの反抗ですんだものだ。本当に長男は強くて良い子なのだなと思った。私だったらとっくに投げ出しているだろう。
小さい子供だけだから見ていて危なっかしく不安になる場面も多かった。
子供達だけのリアルな生活シーンが多く、演技と思えない映像。ただ最後はスッキリしないし解決しない。この後どうなったのー?って感じで終わる。
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