Sakura

気狂いピエロのSakuraのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
3.0
もうさ、ゴダールを映画館で観れるとか最高すぎじゃない?
映画始まった時の興奮が凄かった。

本が好きで、毎日日記をつけるほど「きちんと」した人間が、昔の愛人との再会によって、狂っていく。
だけど、私はあの狂い方、好きだった。
というより、あの狂った中年男性が出てきてようやく「あ、この映画に出てきてる人たち、狂ってんのか。」てなった。
私は感情のままに生きていたマリアンヌがとても羨ましくて、可愛らしくて、そんな感じがしなかった。

彼女がくるくる回る度に揺れるブロンドヘア。
水色のバスローブを着てる時のアイメイク。
可愛くて目が離せない。

でもこの映画、1回観ただけじゃ良さが分かんないなって思った。
ビジュアルと彼らの世界観について理解するのが精一杯で、政治的要素まで掴みきれなかった。
Sakura

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