気狂いピエロの作品情報・感想・評価

「気狂いピエロ」に投稿された感想・評価

mifuraha

mifurahaの感想・評価

3.8
色と動作、それさえあれば良い。映画に対する姿勢の自由さが羨ましくなる。
先日ユジクさんで。
多分家で借りて観てたら多分途中で飽きてた。でもお金払って、半ば強制的に観なきゃいけない状態で観ると、最後まで釘付けって感じでした。
やま

やまの感想・評価

3.7
昔一度観たんだけど、まったく内容が思い出せずゴダールの名作をもう一度再鑑賞。

なんで思い出せないか観て分かった。内容が薄すぎる。ゴダール映画らしいカラフルな赤と青と黄色を無理矢理でも混ぜるあの映像。車を走らせるシーンでのカラフルな光。ゴダールの映画っていきなり見せられてもゴダールの映画だと当てられる自信がある。内容はないけど、映像とかは覚えられる。

「ねえ、ピエロ」「フェルディナンだ」というコントみたいな掛け合いも印象的。詩的で絶対にしないような会話はまさしく映画ならではな感じ。人生は物語のようにはいかないよねという彼女に、いやそんなことないよという彼ならではの、会話なんでしょう。

彼の死よりも、海に照らされる光の方が綺麗という皮肉なラスト。溝口リスペクトのラストらしいのだけど、今作のラストも「山椒大夫」のラストもどちらも素晴らしいな。終わり良ければ全て良し。
きらい

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3.2
はじめの方の歌ってる横顔、車の中のライトが当たる様子でもう満足

色がよし
c

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3.9
ゴダールを観たはじめての作品。
詩的でドラマチックでたまらない。
どうしてヒロインがこんな魅力的なのか。映画はこうでなくては。
カラーがいい。もっと突き詰めてこの映画の意味を知りたい。
とにかくしゃべる。
“孤独で寂しい”文学ジャンキーとヒロインがしゃべりまくってるうちに、
「…あ、あれ?いつの間に、何でこんなことになっちゃったの?」
てな感じで終わってた。☆

一般的には解釈が難解とされる部類に入ると思うし、ヒロインの美しさをスケベ目線で追っかけて何とか乗り切ったのが正直な所だったりする。(笑)
まぁ一度目の鑑賞なんで、こんな所でご勘弁頂きたいなと。

ヒロインとそれぞれの車を乗り回して、すれ違いざまにチューするシーンがあったけど、実は昔からアレにすごく憧れてましてね…。♪(笑)

「映画とは何ぞや?」の問い掛けに応じる、サミュエル・フラー監督!
…必見ですぞぉ?ぶははは☆
行間にだけあるコンテキストのポストスクリプトエラーで起こる身振りによる抽象絵画的引用。
言葉に踊らされ幻さえ手に入れられない。
遠心力と遠近法で逃げてく先なんてたかが知れてるけど、その先で揺れてるどうしようもない同志の動詞。
永遠なんて永遠にないっていうパラドキシカルな永遠性でロマンスはロマンスを忘れさせる。

水色のバスローブ!
爆発の呆気ない素っ気なさが良い。
isse

isseの感想・評価

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500本目

赤白青
自由、平等、友愛
男の赤と女の青
太陽と血と車と服とペンキと海

自分にない色を求め合うのが愛なのかもしれない、分かり合えることなんてないけど。青のペンキ塗るなんて母なる海に飛び込んでるようなもの。
滞在と移動とか文学と音楽とか ずっと合わない彼らが共に旅するのはお互いにない色を求めあっているからだろう。

「寂しい男はおしゃべりなんだよ」

これは人生のお供にしたい最高の映画だ。
ゴダール初作品、初見のためか消化不良。何度かみる必要があるかも。
akane

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5.0
何度も鑑賞している大好きな映画ですが、お友達や家族には何が面白いの?と言われます。長回しや詩の引用などが多いので、好みは別れるかも。

自由に生きなよ、と怖いもの知らずで自由奔放なマリアンヌに背中を押してもらえます。

「本もレコードも、どうでもいい。お金だって。私はただ"生きたい"」というセリフを覚えています。自分の心の声をちゃんと聞いて、"生きている"という感覚を大事にしながら生きたいなと思わせてくれる映画です。

所々に反政府的なメッセージが隠れていたり、考えさせられる映画でもありますが、自分が感じとったままに自由に解釈していいと思います。(主人公フェルディナンも、そう日記に書いてました。)

ランボーの美しい詩、マリアンヌの衣装や台詞、南仏の景色、記憶に残るシーンがたくさんありました。
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