ゴダールが長編を撮り始めた時、映画はまだ芸術とは認められておらず、地位の低い娯楽に過ぎなかった。今でこそ映画監督は讃えられるけれど、当時はまだ監督を小説家や画家に匹敵する「作家」と見做す風潮がなかっ…
>>続きを読む感情の起伏が激しいのはいつものことで、たくさん人が死んでいく。
随所にベトナム戦争時のシニカルな表現も含まれており、時代を感じる。
テーマも変わらず、愛と人生について。
この2人は死を持って永遠を手…
後半が全然分からんかった。
前半部分はなんとか食らいついて見れてた気がするけど、どんどん分からんくなって完全に感覚だけで見た。映像の美しさは言わずもがな。
即興で作ったらしいし、案外感覚的…
美しい景色だった。
前半は都市の夜を照らすビビットカラー、後半は太陽と海に囲われた自然の下のビビットカラー、混雑としながらもどこかいい塩梅な魅せ方をしていたと思う。
秘密主義で多くを語らず、その振…
長編デビュー作「勝手にしやがれ」から通底する男女間の歪みといった要素はしっかり引き継ぎつつ、作家と観客、芸術性とエンタメ性のようなメタ的な部分にも切り込んだ奥の深い作品だと思った。
この複合的な二項…