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気狂いピエロのUGAのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
3.0
ヌーヴェルヴァーグのお勉強第2弾。

『勝手にしやがれ』より滑稽なシーンが多く、面白味が増してる印象。それでもやはり独特で、なんとなく飛び飛びに思える。それがクセになる。
真っ赤や真っ青の色彩も鮮やかで、視覚を刺激する。ランボーの詩はお洒落で、フランス女優アンナ・カリーナは可愛い、ジャン=ポール・ベルモントは愛くるしいと、なんだか微笑ましい作品だった。それを包み込むような南フランスの情景が、何とも美しい。フランス映画の魅力はお洒落さ、美しさにある。

南フランスに行きたくなった人は、僕だけじゃないはず。
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