UGAさんの映画レビュー・感想・評価

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(2023年製作の映画)

2.5

歴史に全く興味なかったが、敬愛する北野監督とあらば、予習しまくった上である程度知識を携えて、出陣して参りました。

結果、イマイチ笑。
うーん、『アウトレイジ 最終章』の時にもうセンス枯れたのかなと思
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.5

TVアニメを一気見したので、言わずもがな鑑賞。

TVのラストも凄かったが、こちらも辛い。。。
エヴァンゲリオンと使徒の戦いなら全然観れるのに、人同士の戦いになると怖くなるのはなぜだろう。
そしてアス
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭のシメは、昔からちょいちょい観てたこれ。

言わずと知れたスコセッシ×デ・ニーロの集大成で、展開のテンポの良さは至極。ホントにすぐ終わった。
父が敬愛している作品で、昔から観てたのだが
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

またまた午前十時に。

むかーしに観てから観てなかった。率直に言うと、至高。
「えーっ!!」と思われるかもしれないが、私は断然1派である。もちろん2も面白いのだが、若い時の、つたない英語、キレキレ筋肉
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シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)

4.0

お久しぶりです。
午前十時に行って参りしました。

大好きなこの映画、映画館で観れて本当に良かった。音楽と叫び声、キューブリック特有のシンメトリー映像などを大画面で観ると、怖さと面白さが何倍にも膨れ上
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座頭市(2003年製作の映画)

3.5

今年もよろしくお願いします。去年は全くレビューできなかったので、少しずつ復活します(需要ないと思うが)。

時代劇は興味がないので敬遠していたが、北野テイストに仕上がっていて全然観れた。血がCGなため
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

3.0

お久しぶりです。気づいたら1年少し更新してなかった。。。
邦画観たい欲が芽生えたもので、北野作品。

想像通りの展開と面白さ。いい意味で大きく上回ることも下回ることもない、平常運転の北野テイストだった
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.5

北野作品の中でもかなり不気味そうで観てなかった今作を。

しっかり北野ワールド。『その男〜』の次とは思えないコミカルさと安定の狂気が備わっていて、観てて飽きない。演者もほぼたけし軍団だが、違和感はなく
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

3.0

クローネンバーグ作品これで4作目。

『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の演技が最高だったヴィゴ・モーテンセンが今作はロシアンマフィア。狂気と優しさがにじみ出るキャラクターで、格好良くないわけがない。
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ルールズ・オブ・アトラクション(2002年製作の映画)

3.5

かつてのタランティーノの親友ロジャー・エイヴァリーの作品ということで。

『キリング・ゾーイ』が微妙だったからあまり期待しなかったが、思ったより面白かった。逆回しになったりする構成も好きだし、全体的に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

念願の、タランティーノ作品9作目。

いや〜面白かった。何書いてもネタバレになりそうだし、うかつに書けないが、何とか書きます。
W主演の2人の演技は言うまでもないが、それぞれの魅力を存分に発揮している
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.0

『ブレードランナー』に引き続き、2019年が舞台の作品を。

評価が高いのが理解できる作画だった。迫力あるアクションシーン、ネオ東京なる街を走り抜けるバイクのシーンなどは誰が観ても見惚れるだろう。
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ブレイド2(2002年製作の映画)

3.5

立て続けに鑑賞。

何もかもカッコいい。音楽も前作に増して良い上に、クラブシーンのいかつさもアップしてる(笑)。アクションもグロくて見応えある。
今作もたくさんのヴァンパイアが登場するが、その中にレオ
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.5

久々にシビレそうなアクション映画を。

うむ、シビれた。ウェイズリー・スナイプスはメタメタ強いキャラクターをやらせたらピカイチ。昔『デモリションマン』を観た時以来の衝撃だ。
ヴァンパイアがわんさか出て
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.5

最新作が出てるので、再鑑賞。

やはり面白い。心地いいテンポかつ笑いを挟みながら展開されるので、全く飽きさせない。トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスという唯一無二のコンビを生み出したのも素晴らし
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

3.5

ゴジラシリーズが一挙にプライム・ビデオになっていたので、昔好きだった今作を再鑑賞。

子供向け作品とは思えない陰鬱なイメージ、露骨なグロシーンは芸術映画の域で、脳裏に焼き付けにかかってる。ゴーゴーバー
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

2.5

ガイ・リッチー初期作品のプロデュースを手掛け、今は売れっ子映画監督のマシュー・ヴォーンのデビュー作とやらを鑑賞。

これまた『スモーキン・エース〜』のように面白くなりそうでならない感じだった。悪かねえ
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人魚伝説(1984年製作の映画)

3.5

やっと観れたATG映画。

主演白都真理の活力がみなぎってる。美しい海女さんから復讐心により変貌した狂人と、前半と後半でまさに別人。ラストの演技は『キル・ビル Vol.1』のユマ・サーマンバリに強烈。
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

異様に評価が高い&ノーラン作品ということで。

ニコルソンのジョーカーが好き過ぎてこんにちまで今作を観ていなかったが、何だこれ、良い、いや、良過ぎる。
やはり皆さんおっしゃるようにヒース・レジャーにシ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

2019年が舞台ということで観ずにはいられず。

「SF映画の金字塔」というとたくさんの名作が挙がるが、アンドロイド対人間という大まかな設定としては今作が先駆けとなったのではないか。1982年でこのク
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.5

少し早めのクリスマス。

何と言っても主役3人。俳優が本業ではないが、彼らにしか出せない異質な魅力を醸し出す。たけしはまだ監督(俳優)をやっていない頃だから、早くも大島渚に見出されていたのかもしれない
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

だいぶ前に観て面白かったので、再度鑑賞。

面白い映画って時間を感じさせない。170分と長尺なのに、中だるみすることなくガンガン突き進む、まさにトニー・モンタナの物語だ。
やはり見所は皆さん言及してお
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.5

オチを知ってしまっていたが、一応鑑賞。

何よりも構成が巧い。この映画の面白い点は技巧が凝らされた展開の仕方にあるだろう。時系列もちょっといじくられてて、好み。この構成だからこそ、どんでん返し映画の代
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.0

クローネンバーグ2作目。

頭バーンのシーンは観る前から知っていた(笑)。案の定笑えてしまった。
超能力者の話だが、さすがクローネンバーグ、描き方が違う。派手なアクションシーンなどは演出せず、徹底して
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.5

久しぶりにアニメ映画。

下手なホラー映画より怖い…。
全編通して不気味な空気が漂っている。後半はそれが爆発していた。
現実なのか妄想なのかわからなくなるのも面白い。妄想だろうな(であって欲しい)と思
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

中々評価が高いので鑑賞。

過去と現在をバランス良く見せつつ、小説という虚構の世界を、上質なミステリーに仕立てている。気づけばのめり込んでいた。
よく考えたら小説が送られてきた、ただそれだけのストーリ
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.5

『キル・ビル Vol.1』のアニメシーンを担当した監督の作品ということで。

ポップでコミカル。ガイ・リッチーの『ロック、ストック〜』『スナッチ』のように、クライム・ムービーだがとても観やすい作品だ。
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裸のランチ(1991年製作の映画)

3.5

リンチは一区切りつけて、クローネンバーグ。

タイトルとジャケットからして好印象だったが、これまたわけわからん(笑)。リンチにグロテスクな笑いがプラスされた感じ。難解だがジャンキー作家の小説が原作だか
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.5

立て続けにリンチ作品。

『マルホランド・ドライブ』の次に好き。絶妙な恐怖感と難解さがクセになる。音楽は今作が1番いい。オープニングからわしづかみ。
1回目はただただ酔いしれ、2回目は謎解きに挑戦した
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ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.0

久々にリンチ作品を。

ドラマは最初の方しか観てないが、十分にリンチワールドを楽しめた(楽しめたと言っていいのか?)。やはりわけわからないし、登場人物全員怪しい。おまけに序盤のキーファー・サザーランド
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スモーク(1995年製作の映画)

3.5

感動できそうな作品を観たくて。

アメリカらしいイイ話を詰め込んだストーリー。ジャームッシュ作品のように、どこにでもある日常を切り取り、登場人物たちの会話に趣があるという作品だ。相変わらず渋いハーヴェ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5

言わずと知れた名作を。

ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの演技は、アカデミー当然の気迫だった。映画史に残る悪役、ハンニバル・レクターは、初登場から異様に怖い(笑)。あんな直立不動ができる
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HANA-BI(1997年製作の映画)

3.5

大杉漣さんの死後、観ようと思ったら借りられてたので、今さらながら鑑賞。

今作も久石譲の音楽と、「キタノブルー」がもの哀しく胸に迫る。時系列もほどよくシャッフルされており、唐突のバイオレンスシーンも健
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.0

FPS視点というのが気になっていて、やっと鑑賞。

手法としては言わずもがな斬新。画面酔いはしない方なのでさほど気にならなかったが、むしろめくるめく繰り広げられる怒涛のアクションシーンの方が酔う。人が
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.5

早めの夏を感じるべく。

どこかノスタルジックな景色と小学生らしさあふれる登場人物たちが観てて飽きない。特に小さい子がツボ(観月ありさ(笑))。
ヒロイン役の奥菜恵は本当に可愛い。岩井俊二は女優選びが
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

やっと準新作になったので鑑賞(ケチ)。

アガる曲とカーアクションのオンパレード。音楽が銃撃音やタイヤの音などと絶妙に重なっていて、シーン一つ一つが計算されている。
予告編を観て、主人公ベイビーが底抜
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