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気狂いピエロの白のレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
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愛の不可能性と死がこんなにも詩情を込めて描き出されるものか。
随所のアメリカニズムの否定やアルジェリア問題の指摘は然り気無いが、あまりの奇抜さや猟奇さが観る者を引き離し、そうした世界の真実を却って浮き彫りにするリアリズムがある。
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