求めていたものがなかった。フィルメックスでネタバレされており、それを超えるものもなかった。
「悪は存在しない」のダイジェスト版みたいなテイストだった。“サイレント映画で演奏は別途”ということだったが、“用意された音源をその場で選んで使う”という具合で、楽器を生演奏するものではなかった。ストー>>続きを読む
この被写界深度の操作が表現というなら、ちょっとついていけない。ストーリーは面白いけど。
死刑台へ刻一刻と近づく揺るがない運命をめぐって、無慈悲で一徹な少年と大人の立ち振る舞いが、その意図や周囲の自覚を越えた何ものかに変型され、次第に圧殺されていく。
「そして人生は続く」の青い枠の窓。そ>>続きを読む
屋内で撮ってるシーンと屋外のそれとの感度の差があって目眩がした。電車のシーンと朝焼けのシーン、良いよね。
横移動撮影の雰囲気が良かった。
ルールの押し付けが社会的弱者としての主人公を決して安住させないことや、当て所もない移動を描いたストーリーが面白かった。
キモがかかったファンタジーで面白かった。
ストーリーも何となく理解できた。
何よりゲロのサスペンスが堪らなく良かった。キャプテンズキッチンのシーンは最高にロック。ラストショットも鮮烈。
拳銃を構える男の腕を仕舞うよう宥める女の手つき。ビリヤード場で男は銃を突きつけ女に抗う。
ー何が真実?ー“現れる”と“消える”の間。