かい

気狂いピエロのかいのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
3.9
初めてのゴダール並びにヌーヴェルヴァーグ作品で、脚本は即興との噂をきいて鑑賞するのに身構えてたのだけど、思ってたより笑えて、特に後半になるにつれてサスペンス感が増してあっという間に観終えた。もっとシュールなのかと勝手に思ってた、前半は確かになんか美術館の展示作品を観てるような気分にもなったけど…
詩の朗読をし合いながら会話してるのかな、ってくらいセリフが耽美的でした。
もちろん風景もすべて絵になるし、全体的な色合いとか、構図とか動きとか装飾とかすべてオシャレ過ぎて、実際内容はどうでもよくなった。
途中ピエロが急にするおじいさんのモノマネがビートたけしを想起させて笑えた。
かい

かい