2021/09/25
2021年87本目(再鑑賞)
監督・主演 クリント・イーストウッド
ジーン・ハックマン
モーガン・フリーマン
【お前こそが、真の悪党だ】
1880年代のアメリカ、ワイオミング州、嘗ては凄腕の賞金稼ぎとして恐れられながらも、亡き妻との誓いを守り、銃を置いた伝説のガンマンである主人公が、我が子を貧困から救うため、古くからの友人とともに、1回限りで再び賞金稼ぎの旅に出る。
しかし彼等が目指す町は絶対的な権力を持つ保安官が、暴力と恐怖で支配していた・・・
アカデミー賞4部門受賞に輝く、イーストウッド最後の西部劇。
1日１本レビューを続けて、
今日でついに1000本記念にマイベストのうちの一本を再鑑賞しました。
本作を初めて劇場で見た時は、その素晴らしさに心が震えて暫く席から立てなかった。
イーストウッドはじめ、M・フリーマン、R・ハリス、そして本作でオスカーを受賞した保安官役のG・ハックマン等名優達の共演、
淡々と進む様に見えて緊張感溢れる演出、
嘗ては無腕のガンマンだった男達が見せる年老いた姿の悲哀。
そして、なんといってもクライマックスシーンのイーストウッドのカッコ良さ！
エンドクレジットの美しき映像と流れる音楽だけで、繰り返し見ていられる一本。
以下所有しているパンフレットの評論から引用、
"「許されざる者」の孤高の美しさを前にすると、「傑作」という言葉さえが色褪せてみえる"
改めてその通りと感じる大好きな作品です。
先にも述べましたが本作でレビュー1000本、
映画にハマり始めた高校生の頃から、これだけの映画見てきたんだなと、自分の事ながら改めて感慨深いです、まだまだ過去鑑賞含め思い出の映画があります、次の目標はもちろん2000本です！
